2006年12月、有機農業推進法制定と時を同じくして研修農場を
開設いたしました。
環境保全型有機農業に取り組んでいる当研究会では、個々の生産
者が実践する有機農業と併せて環境影響を軽減する様々な取り組み
を行っています。
農機具やトラックのアイドリングストップ運動、廃食油を使ったバイオ
ディーゼ ルの使用等CO2削減を意識した活動、そして何よりも食の
安全を担保する栽培管理記録の管理確認、食育や消費者との交流
事業体験活動等です。
また、地域の農業後継者不足も深刻な問題であり、新規就農者の
支援等も積極的に行っていきます。
今回開設した農場の目的も、ひとつは新規就農を目指す若者の研修の
場として。もうひとつは地元の生徒・児童達に、畑の中で土の感触を味わ
いながら、作物の成長の観察や植付け・収穫体験等をしてもらい食べ物
の大切さ、成長の過程を学んでもらう。
そして有機農業による作物の試験栽培等、幅広く活用していきたいと
思っています。興味のある方はいつでもご連絡下さい。
また、研修生の募集も以下の要項で行っています。「ぎっどろファーム」に
おいて土作りや作物の栽培技術を習得したり、生産農家での畑で一緒に
作業しながら農業の実践や経営を学ぶものです。
2009年度は、農の雇用事業やながさき農援隊事業等で、4名の研
修生が新規就農を目指して研修に励んでいます。農園の面積も当初の
70aから260aに拡大し、耕作放棄地の解消にも一役買っています。
農作業をしながら、実地研修、有機農業実践講座等での学習会を組
み合わせながら、栽培技術の取得や有機農業の考え方、取り組み方を
学んでいます。
現在もも引き続き募集しています。
有機農業に関心と意欲のある方、待っています。
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