研究会便り
 ◎ 年末大掃除

今年も一年間の締めくくりとして、恒例の年末大掃除を行いました。

全会員総勢50名ほどが集まり、産直センター・ぼかしセンター・倉庫等の周囲等の草はらいや機械類の掃除です。

今年一番冷え込みの厳しい寒さでしたが、作業の後、みんなでわいわい雑談しながら火を囲みながらのバーべキューを行いました。

仕事納めとは言っても、農業にお正月休みはないので、発注に合わせて、出荷中の野菜の収穫作業は普段通りに行います。


来年も幸せいっぱいうまれる年でありますように・・・
                          
 願っています。


   
  

研究会、30周年記念祝賀会

 過日、8月23日の長崎農業研究会設立30周年祝賀会に際しましては、ご多様中にかかわらずご臨席を賜り、ありがとうございました。

 当日は台風等の心配もなく、遠方からも沢山の来賓の方を迎え、盛会にとり行うことが出来ました。
食の安全・安心が当たり前のようになっていますが、安全はお金で買えても、安心はお金だけでなく、互いの信頼関係がないと得られないと思います。

 これを機に、提携先の皆様や消費者の方々の信頼関係が深められるよう、今まで以上に皆さんと一緒になって頑張っていきたいと思います。
 
 今後ともなお一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。(会長・長尾泰博)


式典

感謝状贈呈

郷土芸能

祝宴

 ◎2011年、株主総会・定期総会開催 
今年度は、代表取締役の交代という大幅な役員改選が行われ、取締役も2名が世代交代となりました。
 退任・就任のあいさつ
会社設立以来20年間、微力ながら代表を務めさせていただきましたが、今期をもって退任することになり、後任の長尾社長にバトンタッチ致しました。この間、皆様には多面にわたりご協力いただきまして本当にありがとうございました。今後は顧問として、一会員として研究会活動に参加していきたいと思います。  去る9月29日の株主総会において、近藤社長の後任として代表取締役に就任致しました。元より浅学非才、不肖の身ではありますが、社業発展および長有研に関わる生産者をはじめ、すべての人の幸せのため、微力ながら全力を尽くしてまいります。皆さまのご指導、ご協力の程宜しくお願い致します。

去る9月29日、第19期株主総会、平成21年度研究会定期総会が南有馬町原城オアシスセンターで開催されました。

ここ数年、異常気象が当たり前の状況となっっており、今後の対策を踏まえて、大震災・原発で落ち込んだ事業の回復を行い、有機農業にかける思いを消費者に訴え続けていこうと、更なる一致結束を計りました。。

今年は、秋田県立大学の谷口教授を招き、「いのちの危機」3.11で明らかになった社会の深層崩壊、産直産地を取り巻く時代の変化等をテーマに講演をしていただきました。
 ◎ 新年のあいさつ
                         <研究会:会長 長尾 泰博>
新年明けましておめでとうございます。  

一面の銀世界で2011年を迎えました。その後も次々と寒波が押し寄せ、
生産者にとって寒くて畑の状態も悪い、苦労の多い時機になりそうです。

今年もTPP等、農業を取り巻く状況はあまり明るい展望が見えませんが
私達にとっての当面の問題は、今年の天候であり作物の生育や出来、
不出来であり、イノシシ等鳥獣害の問題だと思います。

しかし、有機農業に志のある者としては、環境や命という問題にも関心を持ち、消費者の皆様との信頼関係をより強いものにしていかなければと思います。

本年も消費者の皆さんに安全で美味しい農作物を安心して食べていただけるよう、会員皆と
力を合わせ、頑張って行きたいと思います。    本年もよろしくお願いいたします。
          


 ◎株主総会・定期総会開催  9月29日
今年も、9月29日に第20期株主総会、平成22年度研究会定期総会が、南有馬町の温泉センター「真砂」の研修室で開催されました。2010年度は冬春作物が天候不順等により収量が大幅にダウンし、生産者にとっては大きい痛手となりました。

気候の変動も年々厳しくなりつつある中、それぞれの作物が平年作を上回るような収量となり、安定して消費者に供給できるように、より一層の努力をしていきたいといった話し合いが行われました。

今回は、千葉のさんぶネットワーク理事の下山氏を講師に招いて、「今後の生き残るための方策について」の講演会、終了後は、「真砂」にて例年通りの賑やかな懇親会でした。

 ◎ 1年の研修を通して

   まず、一年間お世話になりました。本当にありがとうございました。

最初、昨年夏の記録的な暑さの中、くさ〜い堆肥振りの作業から始まった時は、農業って本当に大変な仕事だと思っていました。当初は二人だけだったので、とにかく自分の出来る限り頑張ったつもりです。
それが、研修生が増えてくると、仲間が出来て一緒に働くのが楽しくなってきました。農業の経験が全くなかったので、すべてが初めてで大変なこともありましたが、本当に良い経験になりました。
スタートした時にはこの仕事はどうなっていくのだろうという疑問がありましたが、収穫する段階になってきて、ああこの前の作業はこれにつながっているのかということが分かり、もっとこう出来た、ああ出来たな〜と後悔することが多かったです。

 今後も農業をやっていこうと自分の将来の方向性が決まったのは、この研修があったからだと思います。
 感謝です。  <松本>


 ◎ ど “根性キャベツ” 
 
長有研の会員の馬場武さんちのじゃがいも畑の石垣にキャベツが育っています。
2月頃芽を出したキャベツは大きく成長し、今、直径20センチほどの大きさに育っています。
近隣は殆どじゃがいも畑で、キャベツは栽培されていないので、種を鳥が運んできたものか、小動物かなにかにくっついてきたのかは不明。まだ収穫の予定はないそうです。
                                  


このじゃがいも畑は、夏に田んぼの生きもの調査をしている圃場です。
 
   

 ◎青年部、肥料作り
 私たち長有研の圃場は、粘度質が強く排水性が悪いことがネックであり、干ばつなどの乾燥状態になると岩みたいに土が固まってしまいます(方言でぎっどろ)。そのため水分が多い時に苗を定植すると、レタスは根腐れ、玉ネギはコマみたいな奇形果が出来てしまいます。裏作に緑肥等を作ったりしていますが、土質改善は難しいものです。

 そこで、長有研青年部10名と研修生5名による堆肥作りをしました。なるべく低コストですむように、地元の材料を使用、落ち葉を皆で集め、牛フン・鶏糞・籾殻・米ぬかなどを混ぜ込み、20トン仕込みました。期待と少々の不安がありますが、後は週1回、当番制で切り返しを行います。出来上がりは7月の予定です。

青年部も皆で集まって活動することによって団結力が強まれば・・・と思っています。<広報担当:馬場亮輔>
まず、落ち葉をあつめて・・・ 2トントラックで堆肥を入れます 落ち葉、籾殻等を混ぜ込み
まんべんなく混ぜます。 乾燥場に積み込み、終了 最後に記念撮影

 ◎ 新年のご挨拶
  新年あけましておめでとうございます。
 長有研は設立27年となり、これまで長有研の理念である安全な食べ物、農産物の生産と自然環境を守る活動に対して、多大なご支援をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
昨年来の世界同時不況は、私達生産者にとりましても、また地域の経済にとっても大きな影響を受けました。

 昨年は、ミカンが表年・豊作の年であり、品質もかってない濃い味のミカンが生産できましたが、消費の低迷により、計画通りの販売ができませんでした。秋の好天により順調に収穫期を迎えた野菜類も消費が伸びず、価格は暴落したまま年を越してしまいました。

 今春収穫予定の玉葱、じゃがいもも植え付けがほぼ終了しましたが、出荷時期には少しでも景気が良くなって、消費につながってくれることを期待します。このような時こそ、食べ物の大切さ、価値、安全性等を改めて再認識し、生産者・消費者が共有することが必要ではないかと思います。

 私達はこれまで消費者との交流会や広報誌等を通じて、生産者の思いや安全な食べ物について、また地方の素晴らしい自然や景観等、様々な産地情報も発信してきました。また単に生産者・生産グループとしてだけでなく、地域のの一員として有機農業の推進・普及活動、新規就農支援活動も行ってきました。今年はこれらの活動をさらに充実・拡大し、進歩させていきたいと思います。  
 
このような活動を継続していくことが、消費者との深い信頼関係を築き、
地域の活性化、食糧自給率の向上につながっていくものと確信しています。
本年も何卒ご支援・ご指導賜りますよう、お願い申しあげます。
     

  樺キ有研 代表取締役   近藤 正明

 ◎ 仕事納めの大掃除
12月28日、長有研恒例の大掃除を行いました。
会員総勢50名ほどが集まり、集配センター・ぼかし肥センター・ぎっどろ圃場の周囲等の草はらいや機械類の掃除です。一年間の締めくくりとして、皆で雑談をしながらの楽しい作業でした。

仕事納めとは言っても、農業にお正月休みはないので、発注に合わせて、出荷中の野菜の収穫作業は普段通りに行います。


ショベルもきれいになりました

周囲の雑草刈り

消防署には連絡済です

 ◎研修生、ガンバッ

長有研では、県の農援隊・農の雇用事業・耕作放棄地再生支援事業・田舎で働き隊等、現在4名の研修生を受入れています。
勉強会・研修会にも参加しながら、玉葱やブロッコリーの定植やいんげんの収穫、手の足りない会員の畑にも駆り出され、毎日忙しい毎日を送りながら、将来的には農業をしたいという目標に向かって頑張っています。


野菜の勉強会

いんげんの収獲中

定植済の玉葱

 ◎株主総会・定期総会開催     9月29日
去る9月29日、第19期株主総会、平成21年度研究会定期総会が長有研の研修室で開催されました。

厳しい不況の中、安心安全な農産物の生産と、自然環境を汚さない農業を目指し、提携先・消費者との信頼関係をさらに強固なものにしていく等、、農業者が豊かで自立した経営を目指すための取組みが話し合れました。

今年は、鰍轤ナぃっしゅぼーやの代表取締役、緒方大助氏を招き、「食品流通の動向とらでぃっしゅぼーやの戦略」の講演をしていただきました。大変興味深い内容で、会員も熱心に聞き入っていました。


◎当研究会では現在、27名(全圃場面積1180a)が有機栽培をしています。
  生産者の画像をアップしました。 
有機の生産者
 エコドライブ賞受賞!
今年もパルシステムグループのエコドライブ運動に参加。
併せて1日エコドライブを実施することにより、少しでも排出ガスの削減をしていこうという取組みです。

5月〜7月までの燃油使用量と走行距離で、データを出し、その改善率が107.7%で、エントリーE部門で見事1位。
賞状と副賞をいただくことができました。

実施することにより自分の車の燃費等も分かり、会員の意識向上にもつながったと思います。

副賞は参加者で山分け (^0^)v

  田舎で働き隊         3月16日〜21日
              国の補助事業の一環として農業の就農を目的とした農業体験が5泊6日の日程で行われました。男性4名、女性3名の7名。中には小さなお子さんを持つ方がご主人を説得されてこの研修に参加されるなど、さまざまな思いを胸に今回の研修に参加されているようでした。
それぞれ3つのグループに分かれ、各会員の圃場で玉ねぎ・ミニトマト・レタスの収穫作業やカボチャの苗の植え付け、みかんの除草作業などを体験。

農作業は5日間と今までにない長い体験で、かなりの重労働に苦労されているようでしたが、最終日の送別会では「いろんな話を聞いたりすることで、食のありがたみが分かる体験だった」との感想。
この体験を機に研修に参加された方達だけでなく、その友人・知人に食への関心、作ることの喜び等を伝えてもらい、農業への関心が、今後さらに広がっていくことを願うばかりです。  (交流担当・馬場亮輔

 全国環境保全型農業コンクール、優秀賞受賞! 3月13日

去る3月13日、大分市に於いて、第14回全国環境保全型農業推進コンクールの表彰及び推進大会が開催され、有機農業部門でめでたく「優秀賞」を受賞しました。第6回目の受賞に続き、今回2回目の受賞となりました。

この受賞に際しましては、これまでの長有研での取り組みや会員皆様の努力もさることながら、島原農業改良普及センターの網谷様をはじめ、県関係者の皆様の多大なご尽力の賜物と感謝いたします。

今回の受賞を含めて、ここ数年私たちの取り組みや活動は提携先や消費者の皆様はもちろんですが、地域や行政機関からも大いに注目され、期待もされています。

そのような注目、期待を裏切らないよう一人一人が長有研会員としての自覚と責任をもって、これからの生産やいろいろな取り組みを行っていきたいと思います。         【会長・長尾】

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