生産現場から
 〇デラウェア出荷中  
  2015年も4月より発芽が始まりましたが、同時期から長雨、日照不足で、作物に大きな影響をもたらしてます。

デラウェアは、2回のジベレリン処理を行い、種なし、肥大促進を計っています。病害虫の発生もあまりなく、収穫も4〜5日遅れで7月上旬より始まっています。
◎春作物出荷が始まる。
 今年も春の味覚「アスパラガス」がお目見え!

今の時期のアスパラは、秋〜冬の間に蓄えられた養分のおかげで、今が最も甘く、柔らかくて美味しいです。

その他、アスパラガスには、その名の通りアスパラギン酸という成分が含まれ疲労回 復・滋養強壮にも効果があるので、今が旬のアスパラを食べて元気になって下さい!
今のおすすめの調理方法としては、簡単シンプル!の塩ゆでです!(ゆで時間は、1〜2分で)他には、ベーコン巻きなど。旬のアスパラの味覚をお楽しみ下さい。

 新玉ネギも出荷中

長有研の栽培は、除草剤・化学農薬・化学肥料を一切使用せず、一般の玉葱より糖度があり生のまま食べてもえぐみのない玉葱です。
特に新玉葱(極早生種)は生食に向きます。


おすすめとしては、スライスしてかつお節・醤油をかけたり、納豆に生玉葱を混ぜて食べたりしています。絶品です!

 ◎ミカン出荷スタート
9月下旬より温州ミカンの収穫が始まり、出荷がスタートしました。

今年は花も多く咲き、生理落果が少なかったため、真夏の摘果作業に苦労いたしました。玉の肥大が悪く、小玉傾向となっています。今後の肥大、生育に期待したいところです。

台風の影響もなく、天候に恵まれ、糖度の高い美味しいミカンが出来ています。病害虫の発生も少なかったため、農薬の散布回数も少なく栽培することが出来ました。
どうぞ安心してご賞味ください。


 ◎きゅうりが出来ました。

今年は梅雨明けが遅れたため、ほ場の準備ができず、植え付けも遅れ気味になりました。
定植後は晴天続きで灌水作業に追われている毎日です。
25日頃から収穫開始の予定です。
大きい台風が来ないことを願っています。


←収穫中              品種はスティタス夏V  

 ◎デラウェアが熟しました
今年は冬の寒さが例年になく厳しく、冬・春作物の生育に大きな影響が出ましたが、デラウェアはいつもとほぼ同じくハウス栽培で、3月中旬には発芽開始、4月中旬には開花しました。
春は気温が低かったものの天候も良く、順調に生育しています。


デラウェアは開花1週間前と開花2週間後にジベレリンという植物調整剤で処理します。ジベレリンはイネ科の植物から抽出されたもので、1回目は種無し化、2回目は肥大促進を目的に使用します。

種なしで甘く美味しく、ぶどうの中では最も早く熟する品種です。

安全性と美味しさを第一に考えて日々の肥倍管理を行っています。

  ◎南瓜の出荷開始

今年の南瓜は、生育中の4月〜5月にかけて少雨で乾燥した日が続いたため、灌水に追われましたが、病気の発生が少なく、例年になく出来は上々です。

長有研の南瓜の生産者は20名、作付している「くりゆたか」は、2kg前後の大きさになり、果皮は黒緑色で果肉は濃黄色、ホクホク感が強く、食味、食感が良く食べやすいです。

食の安心安全はもとより、自然環境の事も考えて頑張って栽培していますので、どうぞよろしくお願いたします。


  ◎ジャガ、玉ねぎ収穫最盛期
5月に入り、玉ネギとジャガイモの収穫期を一度に迎える、ジャガ玉戦争の季節がやってきました。

冷え込みで枯れかけていたジャガイモも何とか芽が出揃って、一面緑色の段々畑になり、あちこちで収穫作業が見られるようになってきました。

たまねぎ                ジャガイモ

   ◎アスパラ
今年も春の味覚、アスパラの出荷が始まりました。

少しずつ暖かくなってきているので、これから順調に生育していくと思います。
昨年は虫と病気との戦いで思わぬ減収となりましたが、今年は増収できるように頑張ります。


3月から5月までの春アスパラは、農薬は散布しません。
安心して食べられます。

   ◎じゃがいも生育状況

枯れた芽
  
地球温暖化とはいえ、昨今の気候の変動には、作物が適応しにくくなっています。

今まで比較的暖かい地区のじゃが芋畑は、霜害に合わずに生育していたのですが、昨年位から被害にあうようになり、対応に苦慮しています。

特に今年は冷え込みが厳しいです。

早くに作付したじゃがいもは、2月上旬の寒さで緑の茎・葉が枯れてしまい、再度発芽する様子もありません。
少し遅れて作付、マルチ被覆した畑の芽も出始めていますが、やはり霜で枯れてきたりしています。

一日でも早く、暖かい春の訪れが待ち遠しいところです。


 

   ◎玉ねぎ生育状況
玉ねぎの植え付けは12月中に終わりましたが、苗が病気になり、若干作付面積が減少しています。
早く定植したものは順調に育っていますが、遅く作付したものは雨が少なかったため、生育不良となっています。

出荷は3月上旬からの予定です。
今後、適度の雨に恵まれることを願うばかりです。


← 手取り除草中
   ◎トマト出荷中  
月よりトマトの出荷が始まりました。
昨年12月中旬より雨が少なくて他の野菜には影響が出ていますが、ハウスのトマトには乾燥した方が病気の発生が少なく、例年より生育が順調に進んでいます。

味も他の産地に負けないと自負し、生産者もガンバっています。
どうぞ安心して食べて下さい。


生産者の中村です。


 ◎秋野菜の生育状況     現在、温州みかん・秋いんげん・秋南瓜・秋人参等の出荷を行っています。
レタス・ブロッコリー・キャベツ・白菜とも10月の適度な降雨と暖かい日が続いているため、順調な生育です。
今年は9〜10月の高温でヨトウ虫の発生が少ないようで、農薬散布も減らしていますが、雨が多いと今度は病気が発生しやすくなるので心配です。
いずれも予定よりも早い収穫・出荷となりそうです。

 ◎メロンができました

美味しいメロンをお届けします。ノーネットで白皮緑肉のビレンスメロン、表皮に少し粗いネットが出て、緑肉色のアムスメロン、いずれも甘くて水分が多く、美味しさと安全性を重視したメロンです。

今年は春の低温が続いたため熟期まで日数がかかり、夜と昼の温度差が更に甘みを増しています。堆肥、ボカシ肥料など有機質資材のみを使って栽培、農薬は慣行栽培の3割以下、安全と環境に配慮したトンネル栽培です。

食べ頃は手で触って果実に弾力が出て少し柔らかくなった頃がおいしい時期です。少し冷やして食べると更においしくなります。


ビレンスメロン

アムスメロン

5月13日:目揃え会

 ◎じゃがいもの出荷、出足不調

長有研のじゃがいも部会員は27名、段々畑で温暖な気候を利用して、緑肥のすき込みや太陽熱処理など健全な土作りに尽力し、米ぬか・魚粉・菜種油粕等を原料としたボカシ肥を施用して植え付けられたじゃがいもは、時折霜害にあいながらも成長し、
収穫の時期を迎えて、ジャガ玉戦争と呼ばれる農繁期がやってきました。
しかしこの春は例年より気温が低く、雨が全く降らなかったため畑は乾燥して成長が思わしくなく、半月以上の収穫の遅れで、提携先の皆さんにもご迷惑をおかけしております。収量もかなり落ち込むことが予想されます。

                                                  じゃがいも収穫作業

 ◎春野菜の生育状況
      玉ネギの収穫がかなり遅れていて、提携先にもご迷惑をおかけしています。

0月末に定植を開始した玉ネギも順調に植え付けを完了したものの、年末から1月かけての近年にない低温・日照不足で生育が抑制され、生育不良の状態にありましたが、2月になって天候が回復し、生育も順調のように見受けられましたが、中旬になり連日の降霜・低温により落ち入り、収穫日決定にも苦慮している昨今です。
今年も減収の可能性を呈しています。一日も早く好天に恵まれ、美味しい新玉ネギをお届け出来ることを切望しているところです。  【玉ネギ部長:溝田】

2月に入り、毎日寒い日が続いております。気温も高くならずに最高気温10℃前後で       
推移し、作物の成長に不適で困った
ものです。12月より暖かい場所から植え付けを始め、降雪・低温・曇天の中にも美味しいじゃがいもが収穫できるように祈りながら種イモを並べていき、作付予定面積の植付けは終了しました。早い所の圃場では、発芽も進み葉数5〜6枚迄成長しています。例年、4月上旬には収穫が出来るようになりますが、今年は10日以上遅れるのではなかろうかと話しています。気温がもっと上昇し、好天が続くことを期待して霜よけ資材での被覆を図り、保温に努め、1日も早い春の訪れを待っています。    【馬鈴薯部長:松尾】
   

昨年の12月までは、レタス・ブロッコリーともに良い出来で豊作型でした。特にブロッコリーに関しては、予定数量の半月分が1週間で出てくるということがあり、販売に苦慮いたしました。ところが、年明けと同時に寒波・乾燥の影響で共に出荷量が激減し、2月、3月になってもまだ続いています。
また今年はヒヨ鳥の被害も多大で、例年10〜20羽位の群れでしたが、今年は50〜100羽の大群で、畑の一部が黒くなることが頻繁にあります。対策も防鳥ネット等を張っていますが、全圃場に張る事も出来ず、鳥たちに葉っぱを相当食べられ、茎だけの状態になっています。
今後、ある程度の降水と温度が上がる事を期待していますが、ブロッコリーはヒヨ鳥の被害がかなり深刻で、収穫量の大きな伸びはないだろうと思われます。 【そ菜部長:酒井】   
  

 ◎ 蔬菜の状況

白菜

レタス

レタス・ブロッコリー・キャベツ・白菜の出荷が12月より一斉に始まりました。
今期は定植時期に高温乾燥で、灌水作業にとても苦労しました。

しかし、病気や害虫の発生が例年に比べるとかなり少なく、農薬の使用回数も例年の3分の1から半分位で済んでいます。雨が少ないと病気の発生は少ないのですが、害虫までも少ないのには驚いています。おそらく夏の猛暑が原因ではないかと思います。
今後、レタス・ブロッコリーは3月まで、キャベツ・白菜は3月上旬までの出荷が続きます。これからの天候次第ですが、出荷量の大きなブレが無いように被覆資材等を利用し、安定した出荷に努力していきたいと思います。


長有研のブロッコリー・キャベツ・白菜は、甘みがたっぷり、レタスは苦味が少なくなるよう、部会員一同が努力して栽培しています。
たくさん食べて下さい。


 ◎イノシシ被害の続報
今年は昨年以上に、ミカンへのイノシシ被害が増えています。
イノシシは二本足で立ちあがって、完熟したおいしい実を食べ、皮だけを残していきます。 
樹の上部の方はヒヨドリがつついて食べ、今年は裏年でミカンの生りの少ないところに、この状況ですから、生産者は がっくりきています。

イノシシの食べた跡

皮だけ残していきます

ヒヨドリのつついたミカン

 ◎イノシシ被害続出!!
数年前より、イノシシの被害が出ていましたが、今年は例年以上の被害が出ており、深刻な状況となっています。
6月収穫の南瓜は、全滅の畑もありました。秋口からは、秋馬鈴薯・さつま芋の食害、レタスや玉ネギのマルチは穴だらけ、ブロッコリー、稲は踏み倒されと、イノシシから侵入された田畑は、見るも無残な状態になっています。
農家も電気柵、全網、ネットなどで対策を行っていますが、経費もかかるし、追いつかない状況です。

イノシシの足跡

全滅のさつま芋畑

踏み荒らされた玉ネギのマルチ

レタスのマルチ

秋じゃがいもの食害

荒らされたブロッコリー

 ◎ みかん摘果講習会
7月15日、島原振興局・地域普及課の方を講師に招いて、温州ミカンの摘果講習会が行われました。

今年はみかんの裏年に当たり、生りは多くないのですが、大きい実に育てるために小さい実は落としていきます。2月に剪定講習を行って、8月〜9月にかけて、土壌分析や3回の果実の分析調査も予定しています。

化学肥料は100%削減し、化学農薬は出来るだけ使用しません。安心して食べていただけるみかん作りを目指して、これから猛暑の中、摘果作業が始まります。

 今の時期は、ボトルの
キャップより小さいサイズは
摘果します。           
 ◎ 春作物の状況報告
昨年12月〜3月まで、かってない多雨・日照不足による被害が、殆どの作物に及んでいます。
出荷が終了した、レタス・ブロッコリーの葉菜類や現在出荷中のトマト・ミニトマト・スナップエンドウ等の長期採りの作物においても灰色かび病が蔓延し、大きな減収となっています。
*玉ネギ
今期の玉ネギは、日照時間不足と多雨による過湿で、生育不良、疫病等の発生で、
反当りの収量が例年の5〜6割程度に落ち込んでいます。
このため極早生種が早くも終了。次の収穫予定の早生種も生育不良で収穫でき
ない状態です。
約2週間くらい出荷調整をせざるを得ない状況に追い込まれています。

                               病気の玉ネギ圃場 →

*春馬鈴薯
雨天続きのため、畑の準備・植え付ができず、3月までかかってようやく植え付けが終了した状態です。
発芽した芽も日照不足のため軟弱になり、病気や寒波の被害を受けやすい状態になってしまいました。
3月27日の強い晩霜で大きな被害受け、幸いにも被害の少なかった畑でも、殆ど生育が止まった状態です。このため収穫開始が10日程遅れる見込みで、玉ネギ同様、疫病 の多発と減収は避けられない状況です。
これから回復の見込みあり 少し厳しいかも・・・?

 ◎アスパラ出荷開始
まだまだ寒さがぶり返し、天候もぱっとしませんが、九州の春の野菜、アスパラガスの出荷が始まりました。冬の間、土の中の養分をたっぷり蓄えて芽を出しました。
アスパラの旬は3月〜4月で、まさに春を告げる野菜です。

今年の出荷については、昨年台風の被害がなかったこともあり、出だし好調です。出荷最盛期の頃のアスパラガスの出ている光景は圧巻ですので、見ごろの今、遊びがてらに是非、お立ち寄りください。
   <アスパラ生産者、松尾康憲>

 ◎温州ミカン出荷開始 10月1日
長有研の産直センターは、7月〜9月の間出荷作物がなく、閑散として静かでしたが、10月に入りみかんのミカンの出荷が始まると俄然にぎやかになってきました。

今期の温州ミカンは表年に当たり、前年比の30%増。小玉にならないよう摘果を徹底しましたが、9月の少雨のため、灌水しても追い付かず、実が太りませんでした。

2月に剪定講習、7月には摘果講習会。8月〜9月にかけて、土壌分析や果実の分析調査も行い、部会員一同美味しいミカン作りに頑張っています。今年はカメムシ・ダニの発生が多く、化学農薬の散布回数も1回程増えていますが、慣行栽培の7割減です。安心して食べてください。

7月の摘果講習会でパチリ

夏真っ盛り、摘果中

産直センター、出荷前のコンテナ

 デラウェア出荷開始 7月10日

今年は、冬から春にかけて雨が多く、日照不足もありましたが、芽が出始めた
3月下旬頃から天候も少しずつ回復し、気温も高かったため発芽も少し早まり、
その後の生育も順調に進んでいます。

デラウェアは、ジベレリン処理によって種無し、肥大促進を図ります。
ジベレリンは、イネ科の植物から抽出された植物調整剤で、デラウェア栽培では殆ど使用されているものです。100%の有機肥料、農薬は通常の5分の1程度の使用で、食べていただく消費者の健康と自然環境の汚染防止に配慮した栽培を実践しています。

6月下旬より着色が始まり、7月中旬より糖度の高い濃紅色の美味しいデラウェアをお届けします。 
                 生産者の近藤です →

  田植え 6月26日
梅雨入りはしたものの、お天気続きで水不足気味の田んぼでしたが、ようやくまとまった雨に恵まれ、田植えが始まりました。最近の雑穀ブームで、白米のヒノヒカリに代わって、赤米・黒米が徐々に増えつつあります。

黒米の苗、穂先が少し黒ずんで
います。

毎年、田んぼの生き物調査を実施しています。

隅のほうは手作業での植付け
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